(左から)前田弘二監督、青木崇高、浜野謙太、吉高由里子、加瀬亮、榎木孝明、吉村卓也 cJulie Minami今、大注目の若手女優・吉高由里子が主演する新作映画『婚前特急』のマスコミ完成披露試写会が12月14日、東京のスペースFS汐留で行われ、吉高をはじめ、加瀬亮、「SAKEROCK」の浜野謙太、青木崇高、吉村卓也、榎木孝明、前田弘二監督が舞台あいさつを行いました。壇上では、共演者から「男の野獣性を引き出す」という吉高の意外な素顔も語られました。

同作は友人の結婚に触発されて婚活するヒロインが、5人の恋人を査定するというラブコメディ。LISMOの携帯オリジナルドラマからスタートし、自主映画作家として注目を集める、前田弘二監督の劇映画デビュー作となりました。その着想は「常識に縛られず、自分だけのルールで生きているヒロインを描きたくて、何人も付き合っているという設定にしました。最初は7人の彼氏だったんですが、最終的に5人になりました」と、明かしました。

そんなヒロインのチエを魅力たっぷりに演じたのは、吉高由里子。「個性が強く一人一人違う魅力がある5名の皆さんなので、純粋に欲張りだと思いました。5人と付き合える、チエのアグレッシブさとポジティブさには関心しました。(5人の彼氏とのキスシーンを問われて)人間の唇はいろんな種類があるんだと体験ができて良かったです。いろんな年代の方がいましたし、いろんな恋愛を重ねてきた人達の唇を総ナメしたことは、ありがたいです」と発言して場内の笑いを誘いました。

吉高にとって、3年ぶりの主演映画となるものの気負いはなく、実に自然体。共演者からもそのホンワカ雰囲気を絶賛されていました。『重力ピエロ』でも共演した加瀬は、「前に共演させて頂いた時もそうだったんですが、とにかく撮影の合間に笑ってしまって」と語り、「それに加えて今回は浜野くんとか、強烈な方もいたので」とさりげなく浜野に橋渡し。

すると浜野が「強烈な浜野です(笑)。吉高さんとやり取りをした時は本当に強烈で。自分に潜む野獣性というか、獣のような部分が引き出されて熱い演技になったと思います」と発言し、登壇者が爆笑する場面も。なおかつ、青木も「(吉高とのキスシーンでは)リハーサルでもキスをしたら、助監督から「リハーサルではしなくていい」と言われて、すごく恥ずかしかった(笑)」という野獣?!な体験談を披露。続けて、最年少の彼氏役であり、この日が人生初の舞台あいさつという吉村までも「吉高さんは現場の雰囲気や演技、キスシーンでもリードしてくれて」とテレながら発言という、ちょっとした暴露大会に。それも撮影で育まれた絆があるからでしょう。

最後に本作の見どころを最年長の彼氏役である榎木が、「人間誰しも自分の人生は選択の結果だと思います。5人の中で誰を選択するか、自分だったらとシミュレーションしながら見て欲しいです」と語り、締めくくった。


日本公開=2011年4月1日
配給=ビターズ・エンド、ショウゲート  
公式サイト=http://konzentokkyu.com/


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