映画『ライフ ―いのちをつなぐ物語―』案内人の松本幸四郎(左)&松たか子5月28日、松本幸四郎&松たか子が映画『ライフ ―いのちをつなぐ物語―』案内人に決定し、親子揃っての日本版ナレーション公開収録&記者発表が行われた。

降りしきる雨の中集まったマスコミにねぎらいの言葉をかけたのちに、アフレコ収録をスタート。さすが親子ともいうべき息のあったナレーションを披露した。

松本幸四郎は、「映画のナレーションも初めてですし、こういう(娘との共演)も初めてですが、私の声を通してこの感動を伝えられればと思います。この映画は“いのちをつなぐ物語”という副題ですが私は歌舞伎役者として名前を引き継いできました。私の父が“襲名”の“名”は名前ではなく命だと言ったのをこの映画で思いだしました。そして、この前の震災で私自身に何か出来ることはないかと思ってきました。動物たちの闘う姿を描いた本作を、もし9月にもう少し日本が落ち着いた状況になっていたら見ていただけたらと思います。あと、たか子が『お父さんやりましょうよ』と言ってくれたのも大きかったです。ナレーションに関してはライバルですから、少しでも父の方がいいと思ってもらいたいです(笑)。この映画を見て父親の後ろ姿ってやっぱり哀しいと思いました」と苦笑い。

ここで「自分の後ろ姿は分からないでしょ(笑)」と、娘が父にツッコミを入れる。すると「だいたい分かるよ…(笑)松本家を動物に例えるのは難しいですね。みんな役者だから豹変するんですよ。パンダがチーターになったり…この作品を見て心と体の中にあるエネルギーをもっと信じたいと思いました。服を着ていなくても自然の厳しさの中で家族を守るゴリラの姿に感心しました」と受け止めていた。

松たか子は「私はBBCのドキュメンタリーが元々大好きだったので引き受けました(笑)。しかも父とメッセージを分けあうというのは私たちにしかできないと思いぜひやりたいと思いました。こういうドキュメンタリーを見ると人間も生き物の1つだと感じて謙虚な気持ちになります。余計な欲を持たずにシンプルに生きたいと思うんです。中でもコモドオオトカゲが獲物をとるシーンが好きです! 自分の能力を最大限に活かして生きていく姿は残酷だけどハッとさせられます。私は動物に例えるとナマケモノだと思います(笑)。自然の厳しさ・忍耐力・可愛い親子・美しい恋人たち陸・海・空を旅するような気分を味わえる作品です」。

すると「ナマケモノだってナマケモノなりに必死に生きているんだよ」と、父が娘にツッコミを入れる。「父は最前列に立つライオンでいようとしているんだとうなと思います。私の新しいライフはまだ宙に浮いています(笑)」とコメントした。

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原題=ONE LIFE
日本公開=2011年9月1日
配給=エイベックス・エンタテインメント
公式サイト=http://www.onelifemovie.jp/
cBBC EARTH PRODUCTIONS (LIFE) LIMITED MMXI. ALL RIGHTS RESERVED.


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