映画の新たな上映方式DCP(デジタルシネマパッケージ)を全国の映画館に導入し、35ミリフィルムでの上映が無くなる日が近いとされ映画業界全体がこの問題に揺れている中で、35ミリニュープリントで名作映画『いちご白書』と『ひまわり』が連続で劇場公開される。
両作品の上映期間中に、映画館で観客に大アンケートを実施!
“フィルムはもう必要ないのか? あるいは残すべきなのか?”を問うアンケートが実施されることが明らかになった。なおかつ“語り継ぎたい映画”第3弾の希望作品についての、観客アンケートも同時に行われるという。
◆実施期間 (場所:新宿武蔵野館)
第1回 11月19日(土)、20日(日)
第2回 12日17日(土)、18日(日)
◆プレゼント内容
『いちご白書』『ひまわり』の35ミリフィルムしおり ※数に限りがあります。
VHS版は廃盤の名作が41年ぶりに復活!
1970年公開当時、大ブームを巻き起こした映画『いちご白書』が、なんと41年ぶりに35ミリニュープリント&デジタルリマスターで復活!
配給元によると「本作のVHS版は廃盤になっており、リバイバル上映もなく、DVD化もされていません。非常に貴重な機会となっております。この映画を思い出して作ったと言われている松任谷由実さんの「いちご白書をもう一度」も大ヒットしました」とのこと。
また、同じく1970年に日本で公開され年間第7位を記録し、イタリア映画としては異例の大ヒットを記録した映画『ひまわり』も35ミリニュープリント&デジタルリマスターで復活。
「午前十時の映画祭」も興行収入が5億を超え、70年代映画ブームがまだまだ続く中、特にこの2作は様々な映画やクリエイター達に大きな影響を与えた作品のため、“語り継ぎたい映画シリーズ”として2作連続公開される。
『いちご白書』ストーリー
1968年にアメリカ・コロンビア大学で実際に起きた学園闘争が舞台。サイモン(ブルース・デイヴィソン)は真面目なボート部員の大学生。大学が近所の貧しい子供たちの遊び場になっている土地に軍の施設を建てようとしたため、学生達がストライキを起こしていた。ある日、サイモンはリンだと出会い意気投合するが、リンダは学生運動に積極的でないサイモンのたいどにいつしか離れていく・・・。やがて、闘争は深刻化してする。学生たちの講堂に集まり抗議を続けていたが、とうとう大学側が実力行使し、武装警察隊が襲いかかる・・・。
数々の名曲が物語を彩る、青春ラブストーリーの傑作!
(監督:スチュアート・ハグマン/主題歌:ジョニ・ミッチェル/出演:ブルース・デイヴィソン、キム・ダービー、バッド・コート、マーレイ・マクロード)
原題=THE STRAWBERRY STATEMENT
日本公開=2011年11月19日
配給=アンプラグド
公式サイト=http://eiga-ichigo.com/
(c)1970 Metro-Goldwyn-Mayer, Inc.;Renewal (c) 1998 Turner Entertainment Company. All Rights Reserved
“語り継ぎたい映画”シリーズ
第1弾『いちご白書』11月19日(土)より全国順次公開
第2弾『ひまわり』(http://eiga-himawari.com/)12月17日(土)より全国順次公開
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