
本作は2001年に発売し、シリーズ累計売上420万本を突破した大人気ゲーム「逆転裁判」を、映画『十三人の刺客』など世界に通用する作品を世に送り出す三池監督が実写で映画化。近未来の日本では犯罪が増加し、政府は3日間で判決を下す「序審裁判」という司法システムを導入。新米弁護士の成歩堂龍一が、逆転の発想で事件に挑む姿を描く。
年明けということで、成歩堂龍一役の成宮が「最近、書類の職業欄にやっと恥ずかしがらずに“俳優”と書けるようになりました」と挨拶するや、御剣怜侍役の斎藤が「何か小噺から始めないといけない感じなんですかね?」と戸惑い気味に。すると裁判長役の柄本が「僕も職業欄に書く時に“自由業”って書こうかなといつも迷うんですが、やっぱり“俳優”と書きます」と語るや、三池監督も「昨年末ぐらいでしょうか。書類の職業欄に“映画監督”と書けるようになりました。この作品を作ったことをきっかけに、冗談抜きに最近ちょっと映画を作るのが上手になったなと自分でも思っています」と述べるなど、撮影で築かれた連携で、抜群なバトン渡しを披露した。
成宮の「三池さんは見た目が怖いので、ちょっとドキドキしていたんですけど、一言で言うと“天才”ですね」との言葉以降、キャストの話題は三池監督に集中することに。成宮のコメントがこちら。「この映画はCGがたくさん出てくるんですけど、監督は『トランスフォーマー』みたいにガーっと出てくるからと説明される時もあれば、ものすごく細かくカットが割られていたり、1カットを一発で撮ってしまったり大胆。毎日ワクワクしながら撮影していました。それと、ビックリしたんですけど、三池さんってアロマ系の甘いいい匂いがするんです」とのこと。そして劇中の個性的な扮装に関して、「完全にコスプレですからね。そのコスプレが普段の自分であると説得力を持たせなければいけないので、そう思い込むように一生懸命鏡を見て「これが僕だ!」と思って撮影に臨みましたが、初日の撮影が終わった時に、監督がニヤニヤしながら『君はビジュアルとの勝負だね』と、軽く見抜かれてしまって、それがすごく悔しくて、そこから徐々に馴染んでいきました」と、吐露する場面もあった。
完成披露試写会の前には、新成人を招いて、映画の内容にちなんだ「異議あり!」トークイベントを実施。写真(下)は、斎藤の「異議あり!」な出来事に対して登壇者がジャッジしているところ。この詳細は公式サイトにて。
英題=Ace Attorney
日本公開=2012年2月11日
配給=東宝
公式サイト=http://www.gyakutensaiban-movie.com/
c 2012 CAPCOM / 「逆転裁判」製作委員会
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