乃木坂46の生田絵梨花が『ハンガー・ゲーム』でサバイバル!全米で社会現象ともいえるサプライズ・ヒットを記録した映画『ハンガー・ゲーム』の日本公開を前に、人気急上昇中のアイドル・乃木坂46が本作の日本語吹替え声優をめぐるサバイバルオーディションが催され、15歳の生田絵梨花がルー役の声を担当することが決定した。

スーザン・コリンズ著「ハンガー・ゲーム」の映画化にあたり、メガホンをとったのは映画『シービスケット』のゲイリー・ロス監督。生存確率1/24という究極のサバイバルゲームが国家行事とされ、全国でテレビ中継される社会が舞台。第12地区に暮らすカットニス(ジェニファー・ローレンス)は、幼い妹の代わりに自ら出場を申し出る。そして同じ地区から選ばれたピータ(ジョシュ・ハッチャーソン)と共に、命と愛、そして人間性と生き残りの葛藤を抱えて戦いに挑む様を描くサバイバル・スリラー。

乃木坂46のメンバー全員が本企画を聞かされたのは、何とオーディション当日。一様に驚きの声をあげて、ハリウッド映画に参加できる興奮していた。その後、行われた収録では、各自が本番はやり直しなし、チャンスは1回きり!という厳しいルールが課せられた。メンバー全員が12歳のルーの声質、声の出し方など演技の全てを必死に練習し、オーディションに臨んだという。

選抜審査は本作の映画配給会社、そして吹替版の音響監督により実施された。中でも生田は、ピアノ、そして歌を歌う事が得意など音感の良さもあってか、難しいシリアスなシーンも難なくこなし、審査員から見事ダントツの評価を得て、サバイバルオーディションの勝者になった。そして後日行われた本収録では、音響監督から「初めてとは思えない!」と絶賛されるほど、瑞々しい演技を披露した。AKB48のプロデューサー秋元康から「生田は前田(敦子)に似ている。エースになれる逸材」と絶賛される注目の美少女だ。

そんな生田は本アフレコを振り返り、「初めてのアフレコ体験は、自分が考えていた以上に大変でした。さりげない言葉ひとつに、動作や思いがこめられているのですが、そのバランスを含め、声だけに表現のすべてを出すというのが、とても難しいポイントでした。自分がその場にいたらどういう思いで、何をして、どう話すかを考えながらやりました。『ハンガー・ゲーム』は壮絶なドラマがたくさん入っている映画です。ルーという、映画にとってとても重要な役を今回担当することになって嬉しく思います。ちょこっと注目していただければ嬉しいです」と語った。

原題=THE HUNGER GAMES
日本公開=2012年9月28日
配給=角川映画
公式サイト=http://www.hungergames.jp/
©2012 LIONS GATE FILMS INC. ALL RIGHTS RESERVED.


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