タブーに挑んだ園子温監督の『希望の国』がトロント映画祭でアジア最優秀映画賞を受賞!園子温監督最新作『希望の国』が、第37回トロント国際映画祭にて、NETPACアジア最優秀映画賞受賞した。これは同映画祭に出品されたアジアおよび日本人監督作の中では唯一の受賞という快挙となった。

同作は、東日本大震災から数年後の日本のとある町を舞台に、ある日、大震災と、それに続く原発事故がおこり、生活を一変さていく家族の姿を描くもの。原発事故という現代日本のタブーを背景に描くため、日本、イギリス、台湾の合作映画となっている。

映画祭サイドは――全国民に深い傷を与えた大事件を政治的な側面と人間関係の面から決して声高にならずにアーティステイックに、しかし複雑さを失わずに描ききり、最後は希望と愛で締めた園子温監督の『希望の国』にNETPACアジア最優秀映画賞を与えます。――と、選定理由を公表。

受賞の一報を知らされた園監督は「あの時、日本で何がおきたか、今でも日本で何がおきているのか、世界に見て欲しい。この映画がきっかけになれば嬉しいです」とコメントを寄せた。

このNETPACアジア最優秀映画賞とは、ワールドプレミアもしくはインターナショナルプレミアの長編アジア映画に対し、NETPACメンバーで構成される審査員によって選出される賞。今年の審査員はLaurice Guillen(フィリピン)、Shelly Kraicer(トロント/北京)、Azize Tan(イスタンブール)らによる。

英題=The Land of Hope
日本公開=2012年10月20日
配給=ビターズ・エンド
公式サイト=http://www.kibounokuni.jp/
©2012 The Land of Hope Film Partners


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#東日本大震災後の被災地にてロケを敢行した作品でもある。