
――映画『ある愛へと続く旅』の原作は、ベストセラー作家マルガレート・マッツァンティーニによる小説「VENUTO AL MONDO」ですよね。
ペネロペ・クルス:この原作本は傑作よ。わたしが今までの人生で読んだ中で、一番強烈で美しいストーリーだったわ。映画『赤いアモーレ』の原作「動かないで」を読んだときと同じように感動したの。「動かないで」は飛行機の中で読んだけれど、涙がこぼれてきて。あの物語とあの主人公に取りつかれたようになった。今回「VENUTO AL MONDO」を読んだ時も同じように感動したわ。けれども、ふたつの物語は全く異なるものだし、主人公のイタリアとジェンマも、昼と夜ほどの差があるから。でも、わたしは彼女たちに同じ情熱を感じたの。勇気をもち、小説を映画化ができて本当に良かったと思ってるのよ。このような物語を映画化するのは本当に難しいことだから。
――ジェンマ役を選び、そして演じたことについてお聞かせください。
ペネロペ・クルス:原作を読んだとき、500ページもあるのに1日半で読み終えたのね。そして、他に何も手がつかなくなったくらいに、読後はジェンマのことばかり考えていたわ。彼女に惚れ込んだの。なんだかとても変な感じ。監督のセルジオとは、おそらく3年から4年くらい前から、この本の映画化について話し合ってきたわ。女性としても女優としても、自分の息子が生まれる前ではなく、子供を持ってからこの映画を撮れたことは、とても面白い経験だった。なぜなら、ジェンマが今どの時点にいて、どの時点には決して達することがないかがより理解できるから。わたしに人生経験がなかったら、主人公ジェンマの気持ちを違う風に理解していたと思うの。それが良い悪いということではなくて、ただ違う印象を持っただろうというだけよ。
――本作では、20代から50代へと異なる年齢のジェンマを演じ分けたましたが。
ペネロペ・クルス:本作のように年代を旅する役をいただけるのは、光栄なこと。監督のセルジオも言っていたけど、50代の現在を撮ってから、若い頃の役に戻るのは面白かったわ。普通の撮影なら逆なのに。わたし自身ジェンマについて、多くのことを理解するのは面白かった。それから戦争中の場面や、彼女がサラエボでやっと自分の息子を見つけるシーンなど強烈な場面を撮りったけど、すでに思春期の息子との関係を撮影した後だったので、とても面白い経験となったわ。
わたしはジェンマという役に対して、尊敬と愛情を感じているの。だから、この役を演じられて、とても幸せ。でも、演じているときは非常につらく、暗い日々も過ごしたわ。かの地(=サラエボ)に行かないでこの役を演じるのは無理だったから。
こちらのペネロペ・クルス『ある愛へと続く旅』インタビュー 続きはシネママニエラにて

原題=VENUTO AL MONDO
英題=TWICE BORN
日本公開=2013年11月1日
配給=コムストック・グループ
公式サイト=http://www.aru-ai.com/
©Alien Produzioni / Picomedia /Telecinco Cinema/ Mod Producciones 2012
ペネロペ・クルス:この原作本は傑作よ。わたしが今までの人生で読んだ中で、一番強烈で美しいストーリーだったわ。映画『赤いアモーレ』の原作「動かないで」を読んだときと同じように感動したの。「動かないで」は飛行機の中で読んだけれど、涙がこぼれてきて。あの物語とあの主人公に取りつかれたようになった。今回「VENUTO AL MONDO」を読んだ時も同じように感動したわ。けれども、ふたつの物語は全く異なるものだし、主人公のイタリアとジェンマも、昼と夜ほどの差があるから。でも、わたしは彼女たちに同じ情熱を感じたの。勇気をもち、小説を映画化ができて本当に良かったと思ってるのよ。このような物語を映画化するのは本当に難しいことだから。
――ジェンマ役を選び、そして演じたことについてお聞かせください。

――本作では、20代から50代へと異なる年齢のジェンマを演じ分けたましたが。
ペネロペ・クルス:本作のように年代を旅する役をいただけるのは、光栄なこと。監督のセルジオも言っていたけど、50代の現在を撮ってから、若い頃の役に戻るのは面白かったわ。普通の撮影なら逆なのに。わたし自身ジェンマについて、多くのことを理解するのは面白かった。それから戦争中の場面や、彼女がサラエボでやっと自分の息子を見つけるシーンなど強烈な場面を撮りったけど、すでに思春期の息子との関係を撮影した後だったので、とても面白い経験となったわ。
わたしはジェンマという役に対して、尊敬と愛情を感じているの。だから、この役を演じられて、とても幸せ。でも、演じているときは非常につらく、暗い日々も過ごしたわ。かの地(=サラエボ)に行かないでこの役を演じるのは無理だったから。
こちらのペネロペ・クルス『ある愛へと続く旅』インタビュー 続きはシネママニエラにて

原題=VENUTO AL MONDO
英題=TWICE BORN
日本公開=2013年11月1日
配給=コムストック・グループ
公式サイト=http://www.aru-ai.com/
©Alien Produzioni / Picomedia /Telecinco Cinema/ Mod Producciones 2012
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