映画『モンスターズ・ユニバーシティ』より [シネママニエラ]大きな目玉がキュートなモンスター“マイク・ワゾウスキ”のボイスキャストを務めた、アカデミー賞(R)の司会者として世界で知られている俳優のビリー・クリスタルが、映画『モンスターズ・ユニバーシティ MovieNEX』の発売を記念して、マイクへの想いや、自身の学生時代を語った。

幼い頃から“怖がらせ屋”になることを夢見るマイクは、努力して、超難関といわれる、モンスターズ・ユニバーシティの怖がらせ学部に入学する。しかしマイクには“かわいすぎる”という致命的な欠点が。映画『モンスターズ・インク』で語られることのなかったモンスター界“最初”にして“最大”の事件で、マイクとサリーの友情の絆が試される本作。

――新作『モンスターズ・ユニバーシティ』で再び、マイクを演じた気分は?

ビリー・クリスタル:このちっちゃな役を演じるのは最高の気分なんだ。正直、僕がこれまで演じた中でも一番好きなキャラクターだよ。

――今回の再演について、一番素晴らしい点を教えてください。

ビリー・クリスタル:1作目を見ていた子どもたちが、今ちょうど大学生になっている点だね。前作『モンスターズ・インク』が公開された時は、ジョン・グッドマン(相棒サリーの声優)と一緒に子ども向け試写会で何度かMCを務めた。みんな当時6~7歳かな。そんな彼らが今回は、大学に入学するマイクやサリーと同じ歳だから、きっとまったく違う視点…つまり彼らに共感してくれるんだ。実際、大学の映画学科の学生400人を対象に上映したら、大ウケだった。学生たちも人生の岐路に立っているから、マイクとサリーに自分を重ね合わせているんだ。

――ジョン・グッドマンとは同じ録音ブースでアフレコを行ったそうですが、なぜですか?

ビリー・クリスタル:一緒にやってなければできなかったシーンもあるんだ。『モンスターズ・ユニバーシティ』の湖での静かな会話とかね。あれはものすごく意味があるシーンだし、一緒でなければ演じられない。僕らはシナリオを手に、文章を読み上げているわけじゃない。セリフが頭に入った上で、互いに心を寄せ合わせるんだ。ちょうど映画のようにね。それは映画にもにじみ出ると思うんだ。

原題=Monsters University
日本発売・オンデマンド配信=2013年11月20日
販売元=ウォルト・ディズニー・スタジオ・ジャパン
公式サイト=http://www.disney.co.jp/monsters-university/
© 2013 Disney/Pixar

こちらのビリー・クリスタル『モンスターズ・ユニバーシティ』秘話を語る 続きはシネママニエラにて

南樹里のシネママニエラ





モンスターズ・ユニバーシティ MovieNEX [Blu-ray]
ディズニー
ウォルト・ディズニー・ジャパン株式会社
2013-11-20