南樹里の“映画評マニエラ”

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    タグ:ツリー・オブ・ライフ

    映画『ツリー・オブ・ライフ』を観る秘訣c2010 Cottonwood Pictures, LLC.  All Rights Reserved芸術は、“感性”が問われるから、ある意味で残酷。

    映画『ツリー・オブ・ライフ』を観て困惑し、あらすじやストーリーを検索した人も少なくないのでは? “魂の傑作”と謳われる作品を観るには、魂で受けとめることも必要。そういった魂の映画を観る秘訣を映画『ノルウェイの森』のトラン・アン・ユン監督が教えてくれました。

    第64回カンヌ国際映画祭で最高賞のパルムドールを受賞した本作。テレンス・マリック監督にとって、1979年の第32回カンヌ映画祭で、映画『天国の日々』の監督賞受賞以来、実に32年ぶり。最高の栄誉に輝いた作品だけに、万人が受け入れやすい内容なのかと思いきや……。

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    ご満悦なブラッド・ピット、カンヌにて cKazuko Wakayama5月16日(現地時間)、第64回カンヌ映画祭コンペティション部門最大の注目作である、テレンス・マリック監督の第5作『ツリー・オブ・ライフ』の記者会見が行われ、主演兼プロデューサーを務めるブラッド・ピット、彼の妻を演じたジェシカ・チャステイン、プロデューサーのデデ・ガードナー、サラ・グリーン、グラント・ヒル、ビル・ポーラッドの6人が登壇した。公式の場に現れないことで有名なテレンス・マリック監督は、最高峰のカンヌにも関わらず、会見に参加しなかった。

    カンヌ映画祭で世界初披露された映画『ツリー・オブ・ライフ』は、テキサスに暮らす5人の一家の40年にわたる物語を通して、“生きるということ”や家族など人間の根源を問う内容。今年のコンペ作品の中でも、22日に発表される最高賞である“パルム・ドール”に最も近い存在と噂されている作品だ。

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