樹木希林「男の嫉妬もすごいの」と、映画『ツナグ』で孫役の松坂桃李にアドバイス直木賞作家・辻村深月の同名小説を基に映画化した『ツナグ』が完成。松坂桃李と樹木希林が挑んだのは、一生に一度だけ、亡くなった人と会わせてくれる使者=ツナグという役割を果たす祖母と孫という役どころ。

完成会見と舞台あいさつで松坂は、「僕の今後の役者人生10年、20年経って、振り返った時に『ツナグ』という作品があったからこそ、今の僕はいかされている!と思えるぐらい財産です」と述べた。そんな孫役の松坂に樹木は「(松坂が、本作における)女性同士の関係が『恐ろしい』と言うけれど、男の嫉妬もすごいの。世の中に出ればいろいろ分かりますけど、うまく成長してもらいたい」と知恵を授けた。

この日は、松坂と樹木のほかに桐谷美玲、橋本愛、大野いと、遠藤憲一、八千草薫、平川雄一朗監督が登壇した。

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