南樹里の“映画評マニエラ”

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    タグ:染谷将太

    撮影:南樹里[シネママニエラ]映画『WOOD JOB!~神去なあなあ日常~』の完成披露試写会が3月25日に東京国際フォーラムにて行われ、主演の染谷将太、長澤まさみ、伊藤英明、子役の升水柚希、それに矢口史靖監督が登壇。映画『悪の教典』以来の再共演となった染谷と伊藤が、さわやかな青春映画であることを強調した。

    【染谷将太&伊藤英明『WOOD JOB!』のさわやかさを強調】の続きを読む

    キャノン砲を持つ姿が最も様になっていたのは、伊藤英明が「エメルギーの塊」と敬意を表する本作の三池崇史監督だった貴志祐介著のベストセラー小説を基に、伊藤英明主演で映画化した『悪の教典』とBeeTVドラマ「悪の教典―序章―」が完成。TOHOシネマズ六本木ヒルズでは、ダブル舞台あいさつが行われた。出席したのは伊藤を含め総勢10名。映画版からは、二階堂ふみ、染谷将太、林遣都、浅香航大、水野絵梨奈、KENTA。ドラマ版からは高岡早紀。そして原作者の貴志祐介も駆け付けた。

    原作者の貴志が「これまでの邦画の常識を覆すものだと思います」と太鼓判を押す出来栄えの本作。主人公のサイコパス(反社会性人格障害)教師“ハスミン”こと蓮実聖司を演じた伊藤英明は、劇中の大殺戮シーンで用いた散弾銃風のキャノン砲を手にし、満面の笑みで祝砲を撃つ場面も。しかしながら、このキャノン砲を持つ姿が最も様になっていたのは、伊藤が「エメルギーの塊」と敬意を表する本作の三池崇史監督であった。

    【伊藤英明「三池監督はエネルギーの塊」、学園殺戮劇『悪の教典』で感情が覚醒する?!】の続きを読む

    映画『ヒミズ』/園子温監督の青春映画にハズレなし!日本人の気質として、実在の事件を題材にすることは生々しくなるため避ける傾向にあるなかで、園子温監督は映画『愛のむきだし』『冷たい熱帯魚』『恋の罪』と3作続けてハードな題材を世に送り出した。そのあとだけに、本作『ヒミズ』はマイルドになっているかな?と思ったりしたのだが、いやいや園節を貫いていた。

    青春映画『ハザード』(2006年)がツボにはまり、同作インタビューで人柄に魅了されて以来、園監督の作品だと知れば、欠かさず鑑賞している。筆者自身は、映画『ヒミズ』の原作である「ヤングマガジン」連載の「ヒミズ」は未読。ただし参考のために既読者から内容を聞いたが、その違いは“ほぉ”という程度のものだった。それはさておき。川のほとりにある貸しボート屋、どこかで見たぞ!と――茨城県常総市の小貝川河川敷なのでした。

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    園子温監督「限界がない」と主演の染谷将太と二階堂ふみを絶賛!/映画『ヒミズ』完成披露試写会12月22日、映画『ヒミズ』の完成披露試写会が東商ホールで行なわれ、同作でヴェネチア国際映画祭のマルチェロ・マストロヤンニ賞(最優秀新人賞)をW受賞した染谷将太と二階堂ふみ、渡辺哲、でんでん、園子温監督が登壇し舞台あいさつを実施した。新人賞のトロフィーをこの日まで、ほぼおあずけ状態だった染谷と二階堂が、トロフィーと対面! 会場からの「おめでとう!」という大きな歓声と盛大な拍手に包まれた。さらに、舞台あいさつ史上“最小”とされるスペシャルゲストのヒミズも登場した。 【園子温監督「限界がない」と主演の染谷将太と二階堂ふみを絶賛!/映画『ヒミズ』完成披露試写会】の続きを読む

    日本人初のマルチェロ・マストロヤンニ賞をW受賞した染谷(左)、二階堂世界三大映画祭のひとつである、第68回ヴェネチア国際映画祭のコンペティション部門に出品された映画『ヒミズ』で主人公・住田祐一を演じた染谷将太と、ヒロイン・茶沢景子を演じた二階堂ふみが、最優秀新人俳優賞にあたる「マルチェロ・マストロヤンニ賞」を受賞した。

    日本人初となる快挙となったため、9月11日、緊急記者会見を実施。受賞した染谷将太と二階堂ふみが喜びを語った。

    【染谷将太&二階堂ふみ、受賞会見で「実感ない」/第68回ヴェネチア映画祭マルチェロ・マストロヤンニ賞】の続きを読む

    園子温監督、染谷、二階堂に質問集中/映画『ヒミズ』in第68回ヴェネチア映画祭9月6日(現地時間)、第68回ヴェネチア国際映画祭コンペティション部門での日本からは唯一の出品になる、園子温監督の最新作『ヒミズ』の記者会見が行われ、園子温監督と主演の染谷将太、ヒロイン二階堂ふみが登壇した。

    2009年『愛のむきだし』ベルリン国際映画祭出品、2010年『冷たい熱帯魚』ベネチア国際映画祭出品、2011年『恋の罪』カンヌ国際映画祭出品と、世界の映画祭から高い評価を受け続けている園子温監督は、初めて世界3大映画祭のコンペ部門への出品となる本作について、東北地方太平洋沖地震後シナリオ変更に至った心情を語るとともに、作品に対する熱い想いを世界中から集まった報道陣で埋め尽くされた会場で語った。

    そして、今回、実際に被災地で撮影を行っていたことも明らかになり、質問が集中。監督が「多くの人に撮影を止められ、自分の中で葛藤はありながらもここで現地に入らなかったら一生後悔すると思い、被災地での撮影に挑んだ」語ると、染谷と二階堂には、震災後の若者の心境を問われ、自分たちなりの言葉で心境を語る場面も。その後のフォトコールでは大勢のカメラマンが押し寄せ、熱狂するカメラマンのかけ声に、3人とも照れながら応じていた。

    【園子温監督、染谷、二階堂に質問集中/映画『ヒミズ』in第68回ヴェネチア映画祭】の続きを読む

    青春映画『ヒミズ』主演の染谷将太(左)と二階堂ふみギャグ漫画「行け!稲中卓球部」で爆発的人気を博す古谷実が、2001年から「ヤングマガジン」(講談社)で連載して大人気を博し、単行本全4巻が発売中の「ヒミズ」。映画化に際し、注目のキャスト情報が解禁となった。 【園子温監督の映画『ヒミズ』キャスト情報解禁!染谷将太×二階堂ふみ】の続きを読む

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